紫外線の強い季節には、長時間の出歩きは禁物です。それはお肌が紫外線で焼けてしまい、顔の肌の皮がむけてしまうからです。
日本の夏も冬も紫外線は強いのが特徴です。日焼け止め対策が必要となります。今日は日焼けや、それによってできた顔の皮むけになってしまった場合、治るまでの期間などを調査してみました。
そして早く顔の皮むけが治る方法なども調べてみましたので確認をしていきましょう。
日焼けで顔の皮むけや日焼けの色が治るまでの期間
日焼けが治るまでの期間は個人差があるので数値化するのは難しいのですが、基本的に28日くらいといわれています。
その根拠は肌のターンオーバーが関係しています。ターンオーバーとは、肌細胞が古い細胞から新しい細胞に生まれかわる期間のことをいいます。
それが28日周期でおおよそくるといわれているので、基本的には28日で日焼けの色は改善すると思われます。
ただ、その間に外へ出て太陽の強い日差しを受けることがあれば、その分、日焼けの色が収まりにくくなります。
日焼けの肌の色を戻したい場合は、日焼けをした日から、日焼け止め対策を施す事が必要です。
日焼けで顔の皮むけが起きた場合はどうしたらよいのでしょうか。
その場合は、下手に顔の皮をむかないように注意が必要です。肌が新しく生まれ変わっていけば自然と剥がれていきます。
その前の顔の皮をむいてしまうと、出血をしたり、痛みがでて皮膚がヒリヒリしてしまったり、場合によってはバイ菌が入ってしまうこともあります。
気になる場合は、皮膚科へいって一度専門家に診てもらった方が確実です。
冷やす
まず日焼けをしたら冷やすことが重要です。それには以下の理由があります。
日焼けにはUV-BによるサンバーンとUV-Aによるサンタンがあり日焼け直後にはサンバーンの症状が出やすいです。サンバーンとは文字通りやけどの状態ですので冷やしてほてりを取ることが最も優先されます。
氷やアイスノンなどの固いものを直接お肌にあてるよりも冷たく絞ったタオルなどで優しく患部に触れる工夫をされるとより刺激が少なくよいでしょう。身体の日焼けの場合、日焼けした当日は38度以上の入浴は避け、冷たいシャワーや水風呂なども利用してほてりを取るようにします。
水分補給
日焼けをしてしまった後は水分補給も重要です。その理由は以下になります。
お顔なら化粧水や温泉水のスプレー、身体ならジェルも使いやすくておすすめです。その際に美白効果のある化粧品を使いたくなりますが、ここでは美白成分よりも鎮静成分にこだわった方がよいでしょう。鎮静効果のある成分の例としてはアロエベラエキス、アラントイン、アズレン、グリチルリチン酸などと表記されていますので化粧品を選ぶ際の参考にしてみてください。
日焼けが酷いと火傷(やけど)のような症状に!
短時間で強い日差しを一身にあびてしまうと、やけどのような症状がでる場合もあります。
特に日差しに弱い肌質の人が、日焼け止めなどをしないで、出歩いてしまうと数時間で顔の皮がむけてるほどの日焼けをする場合があります。
強い日差しは、肌の細胞を著しく傷つけてしまいますので注意が必要です。日焼けを通り越して、顔の皮がむけるような人で、範囲が広い場合は皮膚かを受診することをおすすめします。
日焼けの肌荒れが酷いと、水ぶくれに近い症状になる場合もあります。その場合は即皮膚科へ行くようにしてください。
そうしないと、大きな跡が残ってしまったり、菌が入って膿んでしまう可能性があります。
日焼けのやけどに下手な民間療法をしない
下手な民間療法などはしないように気を付けましょう。昔ながらの伝統的な民間療法にアロエをやけどの患部に当てるというものがあります。
日焼けに限らずやけどのように皮膚が柔らかい状態の部分に下手にアロエなどを当てると、菌がはいったり患部が変なことになる可能性があります。
くどいようですが、やけど症状がある場合は、迷わず皮膚科へ行くようにしてください。患部には基本的に自分ではふれないように気を付けましょう。
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日焼けの色や顔の皮むけを早く治す方法
日焼けの色を早く治す、つまりは消す方法は基本的にはありません。前述のとおり、肌の生まれ変わりであるターンオーバーにまかせるしかありません。
ただ、ターンオーバーを促進させる方法としては運動が効果的です。効果が確実かどうかは日焼けの研究データがあまりないのではっきりとしませんが、一定の効果は期待できます。
それは運動をすると肌の新陳代謝が高まるからです。ただ若い人はもともと肌の新陳代謝がすこぶる早いので、日焼けの色が運動をしたからといって急速回復することはありえません。
あくまで、可能性の話として運動を一例としてあげました。
日焼けの顔の皮むけを早く治す方法のコツ
顔の皮むけを早く治す方法としては、ビタミンCを多く摂ったり、タンパク質をとるようにしましょう。
ビタミンCが豊富なフルーツやお茶類、そしてタンパク質の豊富なお肉類などを食べておくようにすると無難です。
もちろん睡眠不足やストレスはお肌の大敵です。しっかりと睡眠をとり、ストレスもためないように気を付けましょう。
- ビタミンC
- タンパク質
- 睡眠
- ストレスをためない
皮膚科へいけば、大抵の場合はビタミンCのサプリメントをもらう事になるでしょう。あとはバランスの良い食事と日にち薬です。
短期間で日焼けが治る方法はありませんのでご理解ください。
日焼けの原理
なぜ日焼けが起きるのかというと、その根本原因は紫外線にあります。紫外線には3つの種類があります。
- 紫外線A波(UVA)
- 紫外線B波(UVB)
- 紫外線C波(UVC)
この中で人体に影響があるのは、紫外線A波とB波です。A波の特徴は肌の内側に浸透します。シミやシワの原因になるといわれています。
そして紫外線B波はメラニン色素を生成、促進させ肌を黒くしたり皮膚がんの原因になる場合があります。
日焼け止めの効果的な対策
日焼け止めの効果的な対策としては以下の3つあが挙げられます。
- 外へ出ない
- 日焼け止めクリーム
- 日傘の使用
基本的に外出をすればするほど、紫外線の影響をうけます。日焼けを避けたいのであれば、または日焼けの色を早く治したいのであれば、外出を控えるようにしてください。
また紫外線をカットするためには日焼け止めクリームは必須です。完全には紫外線をカットはしきれませんが、大方の紫外線の影響をおさえる事が可能です。
そしてどうしても外出をするのであれば、日焼け止めクリームと一緒に日傘も必ず使うようにしてください。
日傘をさすだけでも大幅に紫外線の影響を遮断できます。現状、外出時の対策としては日焼け止めクリームと日傘の二本柱がメインとなります。
それ以外に外出時で効果的な紫外線対策はありません。後はビタミンCなどをこまめに摂取するということです。
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まとめ
- 日焼けを早く治す方法は、外出を控える。
- 日焼けで顔の皮むけを早く治す方法は皮膚かへいく。
- いずれにせよ、ビタミンC、日焼け止めクリーム、日傘が必須。
- 可能であれば外出を控えることが賢明である。
日焼けは若い世代にとってはせいしゅんの象徴ですが、ある程度年齢がいくと迷惑千万ですよね(;^_^
基本は紫外線をさけるしかありません。ターンオーバーの28日が、皮膚の色が治る基本となります。
より促進させるために、運動や睡眠、ストレスをためないように気を付けましょう。