ダイエット効果があるといわれているお茶でマテ茶とルイボスティーがあります。このお茶の違いははどういった違いがあるのでしょうか。効能や栄養やカフェインなどにも違いがあるのでしょうか。
今回はそんな2種類のお茶について調べてご紹介したいと思います。
マテ茶とルイボスティーの違い
マテ茶とは
マテ茶は主に南米大陸南東部地区ではある、アルゼンチンやブラジル、パラグアイで生産され愛されている飲料でモチノキ科の灌木(かんぼく)の葉や枝を乾燥して粉砕、精製したものにを淹れた物がマテ茶です。
パラグアイのグァラ二族が活力を与える不思議な木として飲用されたことがマテ茶の起源といわれていて特に鉄分とカルシウムの含有量が高くビタミンAとビタミンBも多く含まれています。
葉緑素を多く含む事から別名「飲むサラダ」と言われているんです。肉料理中心の南米の人達が美しく健康でいられるのもマテ茶の効能を得ているからではないかともいわています。
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マテ茶の効能
マテ茶にはビタミン・ミネラル・フラボノイド・ポリフェノールなど野菜類に含まれている栄養素が豊富に含まれてていて食欲増進効果や疲労回復効果もあるといわれています。
日本人はミネラルが不足がちなのですがマテ茶はウーロン茶の2倍のミネラルミネラルがふくまれています。人間は体内でミネラルを作り出す事が出来ないので、マテ茶を飲む事でお手軽にミネラル補給する事ができます。
食物繊維も豊富に含まれていてその量はレタスの数十倍ともいわています。さらにマテ茶にはポリフェノールの一種のフラボノイドを多く含んでいます。
ポリフェノールは血中に含まれる中性脂肪や悪玉コレステロールを低下させる作用があるといわれているので太りにくい体質になる可能性に期待できます。マテ茶はダイエット効果があるとして有名です。
デンマークの医療機関の研究で成人に一日三回マテ茶を含むハーブティーを飲ませた所消化がゆっくりとなり満腹感がより持続し。一日のカロリー摂取量が下がったそうです。
また2001年の研究で同じようににマテ茶を45日間飲ませた所満腹感を感じやすくなったり、体重を減らす事に成功した人達が出たそうです。そしてコレステロールを燃やす性質がある事も研究によって分かったそうです。
《マテ茶の効能》
- 抗酸化作用の効果が期待できる
- 食欲抑制効果が期待できる
- コレステロールを値を正常に保つ働きが期待できる
- 眼精疲労回復期待が出来る
- 骨粗鬆症の予防の効果が期待できる
- 利尿作用が期待できる
- 眠気防止
ルイボスティーとは
ルイボスティーは南アフリカのお茶で、現地のことばで「赤い茂み」を意味しているそうです。古くより南アフリカの先住民の間では日常的な飲み物としてしたしまれ続けているそうです。
別名『奇跡のお茶』や『不老不死のお茶』などと呼ばれおり、美容、健康などの効果があるとは言われてはいましたが近年、活性酸素を抑えることで知られているSODが含まれていることが判明したそうです。
SODとはスーパーオキサイドディスムターゼの略で、私たちの体にとって悪者である活性酸素をやっつけてくれて、とても大切な役目をしてくれる抗酸化酵素と呼ばれる酵素の名前です。
活性酸素(老化の大きな原因と言われている)は普通に生活しているだけでもどんどん体内で発生し、さらにはストレスや禁煙、飲酒、食生活の乱れにより増加してしまうものです。
そんな嫌な活性酸素と戦ってくれるSODがたくさん含まれてるお茶の「ルイボスティー」を、毎日飲めば常に活性酸素と戦い続けてくれることになるわけですからとても魅力的なお茶ですよね。
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ルイボスティーの健康成分
抗酸化作用があるため活性酸を除去してくれるので体内の免疫力を高め新陳代謝を活発にしてくれます。【ルイボスティーに含まれる抗酸化力は緑茶の50倍とも言われています】
ルイボスティーの茶葉にはマグネシウム、カリウムといったミネラルやビタミンCそしてカルシウムなど美肌に必要な成分も含まれています。
便秘の方は悪玉菌が多く腸内環境が悪い方がほとんどです。そんな腸内環境を抗酸化作用がキレイにしてくれ善玉菌を活性化させてくれ腸内環境のバランスを整える手助けをしてくれます。
ルイボスティーに含まれているマグネシウムには腸内の水分を集める働きもあるので硬い便も柔らかくしてくれる効果も期待出来るので便を体外に排出しやすくしてくれます。
ルイボスティーには含まれている亜鉛(亜鉛は体内で作ることができない成分)といったミネラルが含まれています。エネルギーを発生させ体温を上昇させるには亜鉛は不可欠なのです。
リンパや血流もよくなるため余分な水分を排出してくれるためむくみが取れますし、老廃物も排出してくれるためデトックス効果も期待できます。
ルイボスティーにはフラボノイドも含まれています。フラボノイドにはストレスを抑える効果が高く海外ではストレスに対するお薬にも活用されているようです。
安眠にはリラックスが大切です。フラボノイドでストレスをおさえ亜鉛などの栄養素で体を温めることによってリラックスにつながります。
生理痛のひどい女性はプロスタグランジンという物質が過剰に出ている可能性があります。この物質は子宮を収縮して経血がスムーズに体外に排出されるように働きかける物質です。
しかし体が冷えていたりするとプロスタグランジンが多く分泌されプロスタグランジンは痛みを強める作用もあるため下腹部のつよい痛みの原因になっている可能性もあります。
さらにプロスタグランジンが分泌されると一緒に活性酸素も発生しさらに痛みもましてしまうという状態になっている可能性があります。なので冷えを摂り活性酸素も除去してくれるルイボスティーは効果があるかもしれません。
ルイボスティーに含まれている抗酸化作用がデトックスを促し、老廃物をため込まず、胃腸の働きをよくしてくれ便秘も解消痩せやすい体質になれる可能性があります。ポリフェノールも含まれていますから、ポリフェノールは脂肪燃焼作用があります。
さらには南アフリカ共和国のチームが行った研究によると、ルイボスティーにはレプチンを促す働きがあることを確認されたようです。レプチンとは「ダイエットホルモン」とも呼ばれていて脂肪燃焼促進、食欲抑制作用があると言われいます。
《ルイボスティーの主な効能》
- アンチエイジング
- 便秘解消
- むくみ・冷えの解消
- 安眠効果
- 生理痛の改善
- ダイエット
マテ茶とルイボスティーのカフェイン
- マテ茶にはカフェインが含まれています。その量はマテ茶のいれ方によってかわるようです。
- コーヒーの約4分の1程含まれているともいわれていますので、妊婦さんや幼児のにはあまりおすすめできないお茶になります。
- ルイボスティーにはカフェインは含まれていません。ですから妊婦の方から幼児の方まで誰でも安心して飲む事ができます。
マテ茶にもルイボスティーにも素晴らしい効果効能があるのですが、一番大きな違いはカフェインの有無でしょ。マテ茶にはカフェインが含まれているのでカフェインを控える必要のある方は避けてください。
まとめ
マテ茶にもルイボスティーにもダイエット効果が期待出来る事が分かりましたが、その特徴は違います。ダイエット目的で選ぶ場合は、マテ茶には食物繊維がレタスの数十倍含まれています。
ですから食生活が不規則な人におすすめなお茶だと思います。しかし、カフェインんが含まれているため、普段から食物繊維を積極的にとっている方ならノンカフェインルイボスティーがおすすめでと思います。
もしカフェインを気にしない方やダイエット目的ではない理由で選びたい方は上記にあげたそれぞれのお茶の特質を参考に選んでみてみてはいかはでしょか(⋈◍>◡<◍)。✧♡