あなたはアーモンドミルクを飲んだことがありますか?アーモンドミルクは健康的で栄養価が高いものだということで人気があるドリンクです。ただアーモンドミルクの摂りすぎはガンの危険があるのではといった噂があります。
今日はアーモンドミルクの危険や効果が嘘なのか本当なのかについて調査をしてみました!
アーモンドミルクのガンの危険があるのか根拠を調査!
アーモンドミルクはヘルシーという触れ込みで人気となっており、スーパーマーケットでもパックの製品などを中心に販売されています。アーモンドミルクにはガンの危険があるのではといった噂があったので今回、医学的根拠等があるのか調べてみました。
その前にまずはアーモンドミルクの特徴などについて確認をしてみましょう。
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アーモンドミルクの特徴!
- 低コレステロール
- 低カロリー
- ビタミンEが豊富
- 食物繊維
アーモンドミルクの代表的な特徴としては低コレステロールで低カロリーです。牛乳コップ1杯あたりのカロリーとしては約40キロカロリーといわれています。
昔から健康的なドリンクとして定評のある豆乳は80キロカロリーくらいですので、アーモンドミルクはかなりヘルシーいうことがわかりますね。
またアーモンドミルクにはビタミンEが豊富に含まれているようです。ビタミンEは抗酸化作用が期待できる成分で、老化防止に有効とされています。
また食物繊維もアーモンドには含まれていますので、腸内環境を整える働きやお通じなどにも期待できることがわかります。
ではアーモンドミルクの摂りすぎはガンに影響を与えるといった噂があるようです。果たしてアーモンドとガンの医学的な関連はあるのでしょうか。その点を次で見ていきましょう。
アーモンドミルクとガンの関係を調査!
様々な情報を精査していくと、アーモンドはガンの危険があるよりも、むしろガンの予防に効果的といった肯定的な意見が多いことがわかりました。
アーモンドに限らず、ナッツ類が腸のガンの生存率を高めたり、ガンの再発率や死亡率を大きく下げる可能性が示唆されている医学的論文等があるようです。
参考:ロイター
それによると、週に57グラム以上のナッツ類を食べた腸のがん経験者の再発率と死亡率に一定の違いで出たそうです。
米国の研究チームが、週に57グラム以上のナッツを食べた結腸ガン経験者の再発率とガンによる死亡率が、食べなかった人よりはるかに低いとの研究結果を発表した。
この量は、アーモンドなら48粒、カシューナッツなら36粒の量となる。
研究は、ボストンのダナ・ハーバー・ガン研究所の博士らが実施。ステージ3(リンパ節まで拡散した段階)の結腸ガン患者826人に食事に関する質問に答えてもらった。全員が手術と化学療法を受けていたという。
その結果、回答者の19%が週に57グラム以上のナッツを食べており、その全員が、食べていなかった人に比べて再発率が42%、死亡率は57%低かった。
ナッツには、マメ科のピーナツとピーナツバターは含まれない。引用元:ロイター
このように、具体的に数値としてアーモンドなどのナッツ類を普段から適度に食べている人の方がガンによる死亡率が低くなっているということが統計的にもあるようです。
このナッツ類の中の種類としては、ピーナッツとピーナッツバターは含まれないということですが、アーモンドはしっかりと主要な物として含まれています。
こういった医学的なデータからもアーモンドは適度に摂取していることでガンには危険どころがむしろ良い効果が期待できる可能性が十分にあることがわかりました。
ですので、アーモンドミルクは適度に飲んでいるととても健康的である可能性が高い飲み物ということがいえるかもしれません。
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アーモンドミルクの健康効果は嘘?本当?
ガン以外ではアーモンドミルクにはどのような効果があるのでしょうか。そこに嘘があるのでしょうか。
ではアーモンドミルクとしてスーパーマーケットでも販売されている人気商品の『濃いアーモンドミルク』の栄養成分を参考にチェックしてみましょう。
砂糖不使用でプレーンタイプのアーモンドミルクの成分はこちらです。栄養成分表示(100mlあたり)
エネルギー 75kcal | カルシウム 31.3mg |
タンパク質 3.2g | マグネシウム 30.6mg |
脂質 6.6g | ビタミンE 2.2mg |
コレステロール 0mg | オレイン酸 4.32g |
炭水化物 1.2g
-糖質 0.3g -糖類 0.3g -食物繊維 0.9g |
|
食塩 0g | 参考:筑波乳業株式会社 |
この評価からも分かる通り、アーモンドミルクはコレステロールが少なく、カルシウム、マグネシウム、ビタミンE、オレイン酸などが含まれている健康的なミルクであることが確認できます。
糖質もかなり少ないので、血糖値を気にする必要も少なく、手軽にミネラルやビタミンEを摂ることができます。ですので、健康維持に対しては効果が期待できるとても良い食品であることが確認できました。
普段牛乳を使用しているものをアーモンドミルクに替えて摂ってみるのもおススメです。例えばカフェオレの牛乳をアーモンドミルクに替えたりか。
牛乳を豆乳に替えて摂ってる方は今は多いと思いますが、それを日によってアーモンドミルクに替えてみるのも色々な栄養素が摂取出来で良いと思いますよ!
豆乳の独特な風味が苦手な方はアーモンドミルクの方がクセがなくて飲みやすいと感じる方も多いかもしれません。
アーモンドの摂りすぎには注意!
いくら健康に良いといっても食べ過ぎは何でも害になるものです。アーモンドミルク自体は飲みすぎなければ何ら問題はないと思われますが、アーモンドそのものを沢山食べればやはり健康を害する危険はあるそうです。
アーモンドの摂りすぎによる健康への危険とは
アーモンドには食物繊維が豊富に含まれていますが、食物繊維を大量に摂りすぎればお腹をこわしたり、腹痛を引き起こす可能性があるそうです。
アーモンドは脂質もそれなりに入っているので、食べ過ぎれば胃にも負担がかかるそうです。人によっては下痢を引き起こすこともあるので、食べ過ぎには注意しておきましょう。
ビタミンEに関しても、いくらビタミンEが抗酸化作用が期待できるとはいえ、アーモンドを大量に食べて補給するのは危険があるので注意が必要です。
その理由には、アーモンドの脂溶性ビタミンは水溶性ではないために、尿として体外へ出されることはあまりありません。過剰に摂りすぎると、吐き気や下痢、骨粗しょう症などを引き起こすことが医学的に示唆されています。
ビタミンEの摂取上限は650mgということで、アーモンドに換算すると2kgという大量な量です。流石に2kgものアーモンドを食べる人は現実的にはいませんのでよほど問題はなさそうです。
アーモンドミルクであったり、アーモンドを毎日数粒ほど食べた程度では問題がないようです。
参考医師監修:マイナビウーマン
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まとめ
- アーモンドミルクは低コレステロールで栄養価が高い。
- アーモンド自体はガンへの効果を期待できる研究報告がある。
- アーモンドはよほど食べ過ぎなければ大きな危険はなさそう。
アーモンドミルクは、豆乳よりも低カロリーでビタミンEや食物繊維が入っています。普通にミルクを飲むのもよいですが、たまにはアーモンドミルクなどを飲んでリフレッシュするのも健康的で良いと思います(⋈◍>◡<◍)。✧♡