今世間ではマヌカハニーがはやっていますが、今回はあえて昔から日本人にはなじみのあるハチミツにフォーカスしてハチミツの美肌や美容の効能効果をご紹介したいと思います。
おまけにプラスチックに入ってるハチミツが固まる、あるあるの戻し方をご紹介したいと思います!
ハチミツ効能効果、ハチミツを使ったお肌のあらゆる美容法

出典:http://chika-vegetablesmile.net
まずはハチミツについて少しだけお話…
ハチミツができるまで
ミツバチが一生で作るハチミツはわずか、ティースプーン1杯といわれています。でもさらにお花の蜜からハチミツになるまでが、もっともっと大変なんですよ。
ミツバチが花の蜜を求めて旅立ちます。しばらくしてミツバチは集められるだけの蜜を集めて巣に戻ってきます。そして巣に戻ったミツバチは別のミツバチに蜜を口移しで渡します。
口移しで蜜を渡されたミツバチはさらに違うミツバチに口移しで蜜を渡します。これを5、6匹で繰り返されやっとハチの巣の中に貯められるのです。
そうやって巣に貯まった蜜(まだこの段階ではハチミツではなく花蜜とういう状態)ミツバチ達がみんなで羽を一生懸命はばたかせ蜜に風を送り60%から70%あった水分を20%にします。
ここまでしてはじめてハチミツの完成なのです。そんなミツバチ達が一生懸命作ったものがハチミツなのです。ミツバチ達に感謝して大事に使わなくちゃいけないですね(≧◇≦)
ハチミツの効能効果
ハチミツには抗酸化作用があり腸内環境を整えてくれたりアンチエイジングにいわれていますビタミンやミネラルなど170種類もの栄養が含まれているといわれています。
しかし、細かく分類すると何の花の蜜から採取されたのか、どこの産地のものなのかによって栄養は違ってきてしまうので、おもな栄養成分をご紹介する事にします。
「グルコースオキシターゼ」抗菌・消炎・癒傷の効果効能があると言われています。
「アミノ酸」保湿効果があります。
「葉酸」ビタミンB6のひとつで細胞分裂に欠かせず健康維持の効能効果があります。他にもビタミンAビタミンB、カルシウム、マンガンなど「ミネラル」も豊富で酢酸や塩酸などの「有機酸」果糖やブドウ糖なども豊富です。
ハチミツの選び方
- 「純粋」または「天然」と表記されているもの。
- 「低温加熱」または「非加熱」と書かれているもの。
を選んでください。40度以上の加熱でハチミツの成分はだんだんになくなっていきます。ですから「加工されていない」ハチミツをえらびましょう。
ハチミツを使った美容法
美肌効能効果に期待出来るハチミツはいろいろな使い方ができます。
ハチミツでお肌パック
大さじ1杯くらいのはちみつを顔全体になじませたら5分ほど待ちます。後はハチミツが残らないようにぬるま湯でよく洗いながしてください。
ハチミツの保湿力でお肌がしっとりとします。ハチミツの抗炎症作用で荒れているお肌の調子が整います。
ハチミツ化粧水・ハチミツ美容液
ふだん使っている化粧水や美容液を手に取ったらハチミツを1、2滴たらします。化粧水や美容液とハチミツを馴染ませたら普段通りのお手入れをしてください。
ハチミツパックと同じく保湿効果が高まります。
ハチミツ洗顔
まずはいつもの洗顔料を手にとり、そこにさくらんぼ大のハチミツを加え混ぜ合わせて泡立てます。ハチミツを入れるといつもよりきめ細かい泡が立ちます。
その泡をつぶさないイメージでやさしく洗ってください。泡立てる前に洗顔料とハチミツを混ぜておくことが大事です。しっとりとした洗いあがりになります。
ハチミツで抜け毛予防
オリーブオイルとハチミツをテーブルスプーン1杯とシナモンを小さじ1杯を混ぜ合わせておきます。
それを頭皮にマッサージしながら塗ります。15分ほどまちそのまま洗いながしてください。週に数回続けてください。頭皮の状態がよくなり抜け毛予防になります。
ハチミツで髪の毛パック
シャンプーをする前にしっかりと髪を濡らしたら、傷んで気になっている部分にハチミツを直接塗って数分待ちます。
その後流さずに普段通りシャンプーを行ってください。髪のまとまりがよくなります。
ハチミツを入浴剤代わりに
入浴剤代わりにもなります。大さじ2杯ほどいれてよくかき混ぜてください。保湿効果でしっとりしますよ。
ハチミツを寝る前に舐めて口臭予防
寝る前に歯を磨いてからスプーン1杯のハチミツを舐めるだけ。虫歯にならないか心配かもしれませんが、ハチミツにある殺菌作用でミュータンス菌も殺菌するので虫歯になりにくいそうです。
参考サイト医師監修:マイナビウーマン
ハチミツが固まる原因と戻し方!プラスチック容器の場合は気を付けて!
ハチミツには低温で固まってしまうという性質があります。だいたい13度くらいになると固まりはじめるそうです。
ですから夏に固まるという事はありませんが冬場はカチカチになってしまう場合がよくありますよね。だだ白く色が変わって固まっていても品質には何も問題はないので心配いりません。
殺菌力が強いハチミツですからカビが生えたりすることもまずありません。ハチミツの成分によっておなじ室温に置いておいても固まるものや固まらないものの差があります。
ハチミツはブドウ糖と果糖主な糖分になるのですが、ブドウ糖の分量が多いものほど固まりやすいです。固まる原因として以下の原因が考えれます。
- 気温が13度以下
- 気温差が激しい
- 不純物が多い
- 購入してから長期経過している
- 振動が多い
- ブドウ糖が多いハチミツ
固まったはちみつの戻し方
《ビンの場合》
ガラス瓶に入っているハチミツの場合はゆっくりと湯せんでとかしてください。必ず水の状態からびんをいれてゆっくりと加熱して湯せんしてください。(いきなり沸騰したお湯にビンをいれるとビンが割れる可能性があります)
50度くらいのぬるめのお湯でゆっくり溶かしながら、ハチミツがとけだしたらスプーン等でかき混ぜながらとかしましょう。
《プラスッチックの場合》
プラスチックは湯せんをすると熱で容器が変形していまいやすいので鍋はだに絶対に触れないように注意して湯せんしてください。
プラスチックが溶けてしまうとプラスチック有害物質がハチミツに溶けだしてしまうおそれがありますので、私のおすすめは耐熱ボールなどにお湯を入れて低温で湯せんする事をおすすめします。
※ビンでもプラスチック容器でも湯せんの時は必ずふたを開けて行ってください。
まとめ
- ハチミツの選び方
- 「純粋」または「天然」と表記されているもの。
- 「低温加熱」または「非加熱」と書かれているもの。
- ハチミツを使った美容法
- ハチミツお肌パック
- ハチミツ化粧水・美容液
- ハチミツ洗顔
- ハチミツ抜け毛予防
- ハチミツ髪の毛パック
- ハチミツ入浴剤
- ハチミツ口臭予防
- ハチミツが固まるのは13度以下だと固まる。しかし品質に問題はありません。
- 戻し方は容器のふたを開けゆっくりと湯せんにかけ溶かす
ハチミツはありとあらゆる使用法があります。最近はいろいろなスーパーフードという名の物が出てきますがハチミツもスーパーフードと言ってもいいんじゃないか思うくらい優秀な食材です。
ぜひ、有意義な毎日ご活用してみてください(⋈◍>◡<◍)。✧♡