誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?口の中に出来る小さいくせにジミーに痛い「口内炎」。
食べ物はしみるし、口内炎ができた場所が頬の裏側だったりすると、そこをまた噛んでしまったり((+_+))話すときも歯が当たったりして痛かったりと、なかなか厄介な口内炎。
そんな口内炎が出来る原因は一体何なんでしょうか?早く治すために良い食事、フルーツ、良い飲み物は何か?即効治せる方法、予防法避けるべき食事や行動を調査してみました!
口内炎ができる原因や裏側の場所にできる理由
口内炎といっても種類原因は一つではありません。「口内炎」とは口腔ないで起こる炎症全般をさした総称です。さまざまな口内炎は原因もメカニズムもことなります。症状を見極めて早めに対処することもたいせつなのでまずは口内炎を細かく分類してみました。
以下参考サイト:第一三共ヘルスケア
口内炎の種類
- アフタ性口内炎 もっとも一般的な口内炎です。白っぽい円形の潰瘍ができる。
- カタル性口内炎 虫歯や義歯などの影響でできる口内炎。赤く広がったり点々状にできる。
- ヘルペス口内炎 口唇ヘルペスとも言われるヘルペスウイルスが原因で口内が赤く腫れる。
- カンジタ性口内炎 口腔カンジタ症とも言われるカンジタ真菌が口内で増殖しすぎて、白い苔のようなものが付着する。
こういった様々な種類の口内炎があるのです。口内炎の種類によって頬の裏に出来たり舌の裏に出来たり、喉元に出来たりとできる場所も様々です。
口内炎の出来る原因
- 口内炎が出来る原因①ビタミン不足
- 多くの人の口内炎の原因としてビタミン不足が原因です。ビタミン摂取に自信のない方は一度、ご自分の食生活を見直してみてはどうでしょか。
- 口内炎が出来る原因②口内の傷
- 食事中などでお口の中を誤って噛んでしまったり、頬をぶつけたりなどして頬と歯が当たって傷が付いてしまった場合。
- 上記の理由から頬の裏側や唇の裏側に口内炎が出来ることがあります。
- 口内炎が出来る原因③睡眠不足や疲労
- お口の中の粘膜は常に新陳代謝を繰り返していますが、疲労や睡眠不足がたたるとこの新陳代謝が低下し、お口の中の粘膜の表面が荒れ、さらに悪化すると内側から潰瘍状態になってしまいます。
- そこで細菌が繁殖するとさらに口内炎が悪化してしまいます。
- 口内炎が出来る原因④病気、体の疾患
- 口内炎だと思っていたら口腔癌、ベーチェット病、白血病だったというケースもまれにみられます。もし口内炎が2週間以上治らなければ一度口腔外科に行くことをお勧めします。
- 口内炎が出来る原因⑤歯並び
- 舌先によく出来る場合や舌のいつも同じ場所に出来るという方は歯並びが原因で舌先が必要以上に歯に当たってしまって舌が傷つきやすくなっていするかもしれましせん。
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口内炎の治し方、食べ物や飲み物は何が良い?
今回は皆さんが1番で出来やすいアフタ性口内炎にフューチャーしていきたいと思います。口の中というものは呼吸・食事・会話など日常に外部と接触している場所です。
そのため細菌が付着や侵入しやく、侵入した細菌がお口の中に出来ている傷に接触することによって炎症がおこっている状態のことです。
通常は細菌がお口の中に侵入してきても粘膜で保護されているため細菌には負けないのですが、免疫力が低下していると細菌に負けてします。
そして傷口で細菌が繁殖してしまい炎症をおこしてしまうのです。そういった意味では風邪とよくにた原因構造になっていますよね。
ですから、日ごろから免疫力を上げる事をこころがけておくことがとても重要な予防法大切ですね。
特に必要な栄養素ビタミンB群
口内炎が出来る原因としてビタミン不足が一つの原因だと説明しましたが、ビタミンのなかでもビタミンB2、B6が大きく関わっています。
ビタミンB2は皮膚の粘膜を守るのに必要な栄養素です。(口内の炎症や唇のひび割れの原因にも)ビタミンB6が皮膚や粘膜の健康を維持すために必要な栄養素です。
B2はストレスや疲れアルコールなどの体にかかる負担に対して消費されてしまうので忙しい人を不足がちになります。また皮膚の粘膜同様肌の再生にも欠かせないものです。
ですから、口内炎が出来ているときに一緒に現れがちな肌荒れも改善されることにもなり、普段の美肌のために積極的に取ることは美肌対策にもなります。
ビタミンB6は免疫のビタミンとも呼ばれています。これらが不足すると免疫が下がり細菌から傷口をまもる粘膜が弱り細菌に負けやすい状態になってしまいます。
ビタミンB6は体中にタンパク質(アミノ酸)を供給する働きがあるため皮膚の新陳代謝に大きく影響してきます。特にビタミンB群には相互作用があるのでまとめて摂ったほうがより効果を発揮します。
口内炎に良い食べ物
- ビタミンB2の多い食事・フルーツ
- レバーうなぎ
- さば
- 魚卵
- イワシ
- 乳製品動物性食品
- 納豆などの大豆製品
- バナナ
- アセロラ
- ラズベリー
- ビタミンB6の多い食事・フルーツ
- レバー
- 赤身の魚
- さんま
- カツオ
- ピーナッツ
- ひまわりの種
- バナナ
- マンゴー
- アボカド
※以上を積極的に摂るようにしてください!1日の栄養摂取量の目安としてはビタミンB2は18歳以上の男性で1.6㎎、女性は1.2㎎を摂取することが理想とされており、3歳~5歳の子供では0.8mgの摂取が推奨されています。
口内炎に良い飲み物
口内炎がよく出来るという人は生活習慣が不規則な方多いように感じ、そういう方はなかなか朝ごはんを摂れていないという方が多いのではないでしょうか。
そこで、お勧めの口内炎に良い飲み物はバナナジュースです。ビタミンB2の多い牛乳とビタミンB2、B6ともに多いバナナを一緒に取れることになります。
- 材料
- バナナ2本
- 牛乳250cc(お好みではちみつ・氷)
- 作り方
- バナナを適当な大きさに切り、ミキサーにバナナと牛乳とはちみつ少々を入れてバナナの触感が残る程度にかるく混ぜる。
口内炎の時は避けた方が良い食べ物・飲み物
口内炎は刺激を与えると痛みが増すので刺激物になる香辛料や塩分の濃いもの、酸味の強いもの、熱いものも避けた方が良いです。
アレルギーを引き起こしやすいパイナップルやキウイなどは症状を悪化させる恐れがあると言われているので避けた方が良いでしょう。
ドラックストア等に売っている口内炎治療の市販薬は即効治せる?!
私も過去に結構口内炎をこじらせた経験げあり、地味な痛みにストレスMaxになりドラックストアに駆け込んだ過去があります。
ドラックストア内を探すと数種類の口内炎用の薬があって、いったいどれが一番効くのか迷ったのでお店の薬剤師さんにお聞きました。
薬剤師さんから出た言葉は「ここだけの話、市販のお薬は悪化する事があるのであまりおススメ出来ないので市販薬は使わず、あまりにひどければ病院に行かれた方が良いですよ」
という意外がお話でした。市販薬で逆にこじらせてしまった事例を幾つも知っていて、更に商売っ気の無い本当に親切な薬剤師さんだったのでしょう。
ですから、あまりに口内炎の治りが遅い時やどうしても早く治したい時には歯科医院もしくは口腔外科に行く事が一番安全で確かな方法だと思います。
まとめ
- 口内炎が裏側にできる原因は栄養不足や疲労、ストレスが原因。
- 口内炎が裏側にできる原因は間違って噛んで炎症を起こしたため。
- 口内炎が舌先に出来る事が多い場合は歯並びが原因かも。
- 口内炎の改善にはビタミン群を積極的に取り入れる。
口内炎ができたら口内環境を清潔に保ち、栄養不足やストレスといった原因をできるだけ減らすようにしてください。
飲み物などを活用した治し方としてフルーツや、フルーツドリンクやスムージーなどで栄養補給が効果的です。即効性を求める場合は病院が一番!
歯磨き、デンタルフロスなどをつかって口腔ケアを普段から習慣としておきましょう。口内炎が出来た時はとにかく生活習慣と疲労を疑うようにしてくださいね(⋈◍>◡<◍)。✧♡