ここ何年かはリップアイテムが流行していますが、なかでも今は落ちにくいというのが最大のポイントの韓国発祥の「ティントリップ」が話題になっています。しかしそれと同時にこんなに落ちにくいものに危険性はないのかという声も上がっています。
日本製はどうなのでしょうか?今回はそんなティントリップの危険性とティントリップの塗り方のコツをご紹介します!
ティントリップは危険なのか?日本製では?
まずティントリップとはどんなリップなのかをご存知でしょうか?ティントリップはこれまでのリップ(口紅)とは全く違う物だと言っても良いでしょう。では簡単に違いを説明したいとおもいます。
ティントリップとは
ティントとは英語で「染める」という意味です。通常のリップは皮膚の表面から色をのせるものが一般的ですが、ティントリップは唇の皮膚の角質層へ浸透させ、唇自体を染めて色付けをしているのです。
唇自体を少し染めているので従来のリップコスメよりも格段に落ちにくいという特徴なのです。「塗る」グロスや口紅は、いくら落ちにくい事を売りにしていても、どうしても食べたり飲んだりしたら大抵は落ちてしましますよね。
「ティントリップ」は染めるので本当に落ちにくく、メーカーによっては半日落ちないものやリップ専用リムーバーを使わないと落ちないものもあるようです。
ティントリップのその他の特徴
《特徴①》
ティントリップは先ほどの説明にもあるように、唇自体を染めているために、唇の水分量や温度やph値(酸性からアルカリ性の程度)で色が変化するというのも面白い特徴ですね(^^♪
その日の自分の唇の体調で若干色は変わりますし、同じ色のリップをお友達がつけても全く違う色になるということもあるでしょう。
《特徴②》
ナチュラルな血色の良い唇を演出できるのもティントリップの特徴です。従来の口紅のように色をのせるわけではないので、ティントリップはナチュラルに仕上がります。
そしてティントリップは最近のトレンドメイクのグラデーションリップを作ることができます。
グラデーションリップとはオルチャンメイクでも人気のグラデーションリップ。唇の内側を濃く外側に向かって薄くしてグラデーションを作るリップメイク。
グラデーションにより立体的になるので女性っぽさが増すボリュームのある唇を可能にします。適度な抜け感のある唇を演出出来るので楽しめると思います♪
ティントリップの危険性、日本製は?
ティントリップの人気が上がると同時に危険かどうかの心配、安全性への疑問の声が増えてきています。その理由は「皮膚を染める」という事や「なかなか落ちない」便利さに抵抗がある方も多いからでしょう。
多くの化粧品には色素が配合され、殆どは顔料と染料の2種類に分けられるため、まずは顔料や染料を調べてみました。顔料は普段のメイクで使われているフェイスパウダーやファンデーションや一般的なリップにも使われている顔料でした。
染料も色素の微粒子も皮膚に吸収されるほど小さくないので皮膚の表面に付着するだけです。ネイルカラーやヘアカラーリング剤などにも使われている染料でした。次に心配されているのは色素沈着です。
そもそも国内の化粧品は厚生労働省の条件をクリアしなければ販売される事はないので、その点でも危険は特に少なく、ある程度の安心をしても良いと思います。
それにティントリップは皮膚の表面のみを染色しているので唇自体に色素沈着を固定化させる可能性はそこまで強くないと考えられます。しかしデリケートな唇を染めるわけですから毎日必ずしっかり落とし、色素沈着をしないよう気をつける必要はあるかと思います。
それでも気になる方は、最近日本製のティントリップも充実してきているのでより安全基準の厳しい日本製をお勧めします。これらの理由からティントリップの危険性に関してはさほど気にしなくても良さそうです。
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ティントリップの塗り方のコツ
ティントリップには色々な機能を追加されている商品が次々と発売されています。種類によって使用感や仕上がりも違ってきます。
ティントリップの種類
- リキッドタイプ
- 水のような軽いテクスチャーのウォータータイプや、とろっとしたやや重みのあるリキッドタイプ。
- ティントリップのなかで一番種類が多いです。
- 固形タイプ
- 一般的なリップと同じように使えるスティックタイプやバームの形が多いです。スティックタイプが初心者には一番おススメです。
- 綿棒型ティント
- 綿棒型の使い捨てティント。使い捨てなので衛生的でコンパクトなので化粧ポーチに入れて持ち歩くこともできます。
- 綿棒に色が染み込ませてあり、その綿棒で色付けするタイプ。
- ティントパック
- ティントを塗ってしばらく置いてから乾いたらティントをそっと剥がすと唇に色がついている。
- 新感覚のリップティントで、持続時間が半日ともいわれている。
- オイルティント
- どうしても乾燥が気になるティントリップのデメリットをカバーするため美容オイル配合のティント。
- うるおい成分が配合されており乾燥や荒れを防ぐことができます。
ティントリップの塗り方にもコツがある!
口紅やグロスと違いティントリップのには綺麗に塗るコツがあります!
- 唇をリップクリームでしっかり保湿します。【ティントリップは乾燥しやすいのと、ツヤを出すため】
- リップコンシーラーで唇全体か、唇の輪郭を均一に塗って唇の色を薄くする。もしリップコンシーラーをお持ちでない方は通常用のコンシーラーかファンデーションを使っても構いません。【綺麗に発色させるため】
- ティントリップを唇の中央にのせていく。【一気に塗るよりも綺麗な立体的な唇に見せるため】
- 中央から放射線状に外に向かって塗る。【グラデーションのようにするため】
- 乾くまで数分待つ。
- 最後につやを出し良い方はグロスを塗る。
これで完成です!!
まとめ
- ティントリップの危険性は低いようです。
- どうしても不安な方は海外製ではなく日本製のものをお勧めします。
- ティントリップを塗る前にしっかりリップクリームで保湿をしてから塗りましょう。
- コンシーラーを使ってからティントリップを塗った方が断然発色が違います。
- 専用リムーバーでしっかりと落とす。
- 夜もしっかり保湿する。
今回ティントリップの成分を調べてみてもおかしなものは特に見つからず、果物の成分が入っているのもありました。なので危険性はそこまで感じられませんでした。日本製は今のところ特に危険性はなさそうです。
私の使った感想はやはり乾燥が気になるのでリップクリームと通常のメイク同様1日の終わりには唇もしっかりとクレンジングが必要だと感じました。
それとティントリップを使った日はたっぷりと保湿をしてあげましょう。また使った次の日は使用を控えて唇の負担を軽くしてあげたりと工夫しながらリップティントを使っていくのが良いと思います♡