サウナを利用されている方は多いと思います。あなたはサウナが好きですか?サウナに入るととても汗が出て健康的な気がしますよね。しかしサウナが原因での事故や体調不良になる人がいることも事実です。
今日はサウナの危険な入り方に向いていない人、そしてサウナが脳卒中のリスクが低減となる疑問のニュースも話題となっていたので注目してみたいと思います!
サウナの危険な入り方を徹底調査!
一般的にいわれているサウナの健康効果とは
サウナの健康効果として一番有力とされている説は、発汗と体温上昇によるデトックス効果といわれています。体内に溜まっている老廃物を代謝を上げることで排出させてしまおうという理屈です。
汗をかくことで運動効果に近い状態になるといわれています。確かに体温は間違いなく上がるので、代謝もあがり健康には一定の効果がありそうです。
代謝がよくなることで美肌や冷え性にも良いとされています。そして細胞の損傷を回復させるタンパク質であるヒートショックプロテインを出す効果も期待されます。
疲労回復に効果があるとされるサウナ。しかし次の人はサウナに入るにはちょっと危険があるので注意が必要かもしれません。
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サウナに入る際のリスク
サウナに入る場合には次の人は危険があるので注意が必要です。医師監修の情報サイトDctorsによると、サウナの入り方を間違うと死亡事故も起こりうるので注意が促されています。
サウナの危険性には以下の要因がありますので注意してください。
熱中症
確かに夏に熱中症になる人は毎年沢山いますよね。サウナも真夏のような環境です。いやそれ以上の暑い環境ですので、炎天下に帽子なしでじっとしているようなものですね。
睡眠不足であったり、塩分不足、水分不足であれば、サウナでも十分に熱中症になる危険性があります。またそれに伴い脱水症状がでる場合もあります。
サウナに入る前に水分補給を十分にしてからサウナに入ることが必須といえます。サウナに出た後に冷たい飲み物を思いっきり飲みたい気分はわかりますが、事前の給水は絶対です。
血圧上昇
サウナに入ることで温度変化についていけず、急激な血圧上昇になることがあります。それはサウナに入った時よりも、サウナから出た時にが非常に危険です。
いわいるヒートショック状態になるということです。暑いところから急激に寒い環境へ出てしまうと、体がびっくりしてしまい、血管が収縮もし血圧が一気に上昇してしまう場合があります。
高血圧の人は、サウナは非常に危険、リスクが伴いますので入る場合は注意が必要です。あくまで医師の許可を得てからサウナを利用するようにしてください。
脳卒中や心筋梗塞
もともとコレステロールが高い人や、水分補給が十分で無かった場合などに血液がドロドロの状態でサウナに入り、水分不足、そして血管が暑さで開ききって、逆に血液の流れが緩やかになり、脳卒中や心筋梗塞を起こす場合があります。
体質的に高コレステロールの人や血圧が高い人は、血管が固くなる動脈硬化がすすでいる可能性があります。サウナに入る時は十分な水分補給をして、なるべくなら医師の了解を確認してからサウナを利用するようにしましょう。
こんな人はサウナに入るのは危険
- 高血圧
- 高コレステロール
- アルコールを飲んだ時
- 喫煙者
- 睡眠不足や水分不足
これらに該当する場合は、サウナで脳卒中になるリスクが高いと予想されます。必ず健康診断を受けて、医師の判断を得てからサウナに通うようにしましょう!
サウナに入って倒れた有名人の事故の例
芸能人や有名人の人でもサウナに入ったことで体調不良になったり事故にあった人がいます。これはあくまでサウナがいけないのでなく、体調に元々問題があったためとおもわれます。
西城秀樹さん
西城秀樹さんはかつて脳梗塞になってしまいました。それも48歳の頃だったそうです。ご本人いわく、だるくてすっきりしない日が続いていたため、サウナに入ってすっきり使用としたそうです。
その時に脱水状態になってしまい、そのタイミングでろれつが回らない状態になり、脳梗塞が発覚したそうです。現在でも会話には若干の不便さがありそうです。
わかくても脳梗塞になることはあるので、健康管理には気をつけたいですね。
二所ノ関親方(元大関若島津)
相撲の二所ノ関親方は2017年に自転車で転倒して緊急入院をされました。この自転車での転倒の前に、サウナに入っており、そこで一度倒れられたそうです。
自転車での転倒の前に既にサウナで倒れていた二所ノ関親方。自転車事故では、転倒で頭を強くうち脳挫傷との診断から手術を受けられたそうです。
ただ事前にサウナで倒れていたともなると、それは脳梗塞や脱水、血圧等に問題があった可能性が高いとされています。
普段からの親方の体調はどうだったのか、血圧やコレステロール、そして水分補給はどうだったのか、正確なことはわかりませんが、何らかの問題があったことは想像できます。
現在はリハビリ中ということで、お元気になりつつあるそうでホッとしています。
サウナが脳卒中のリスクを低減させるというニュースへの疑問!
サウナが危険なのではといった意見がある一方で、先日サウナによって脳卒中のリスクが下がるといったニュースがありました。
そのニュースは米国神経学会の医学しニューロロジーに掲載された研究からの話です。その研究では1600人を対象にした15年の追跡調査によるものだそうです。
それによると、サウナに週4日から7日ほど入る人は、週1日サウナを利用する人よりも約61%ほど脳卒中を起こすリスクが少ないといった情報です。
しかも、喫煙やコレステロールなどの脳卒中の危険因子を考慮しても、優位性が見られたという話です。その理由としては以下の理由があるとされています。
論文の執筆者で英ブリストル大学(University of Bristol)のセトー・クヌツォー(Setor Kunutsor)氏は「サウナには血圧を下げる効果があるとみられ、それが脳卒中の危険性を低減させることの根底にあると考えられる」と話す。
研究結果は、対象者らに対する質問への回答を分析した観察ベースのものとなっており、因果関係を証明するものではないとして、研究者らは注意を促している。
引用元:AFP時事
あくまで健康的な人が入るのであれば、サウナはとても良いものと思われますが、リスク因子があるのであれば、危険があると思いますので注意が必要です。
少なくとも既に高血圧であったり、コレステロールが現在高い人は、あくまで医師の判断に従ったほうが無難なので、サウナを利用されるなら、健康チェックをしてからの方が良いです。
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まとめ
- サウナは体調によっては入るのは危険。
- サウナによって脳卒中が引き起こされる場合もある。
- 有名人でもサウナに入った後で脳卒中や倒れた人がいる。
- サウナの利用には健康チェックを事前にしておきましょう。
サウナの危険な入り方としては、単純に高血圧、高コレステロール、睡眠不足、水分不足に注意が必要です。健康のために入ったサウナで逆に病気になってしまうことのないように、普段からの健康管理を意識して起きたいですね!