寒い日が続く季節にはお風呂に入ってゆっくり温まりリラックスしたいですよね♬最近は種類も豊富になってきた岩塩のバスソルトですが、今回はそんなバスソルトの作り方と共に浄化効果やお風呂以外での使い方をご紹介したいと思います。
バスソルトの種類別浄化効果やお風呂以外の使い方
日本でバスソルトを使うようになったのはごく最近ではないでしょうか。一般的には入浴剤が長年主流でしたよね。そこでますはバスソルトについて少し掘り下げてみたいと思います。
バスソルトとは
バスソルトはお塩にハーブや花などの精油で香りづけされたものの事をいいます。バスソルトと言っても2種類あって【天然塩が成分の塩】と【エプソムソルト(エスソム塩)】の二種類があります。
「天然塩が成分の塩」は岩塩や死海の塩などがそうです。主な成分は塩化ナトリウムで、天然塩成分のそれ自体は産地によってそれぞれ特徴が違います。
「エプソムソルト(エスソム塩)」は精製した硫酸マグネシウムを主な成分とし〈塩・ソルト〉と名前がついていいますが塩分は含まれてはいません。天然塩よりも溶けやすいという特徴があります。
バスソルトの効果・浄化
バスソルトはお塩が主成分ですが、その塩分が汗腺に入ることで発汗作用にによる体温低下を防止し何も入れずに入浴した時より体の温かさが温泉に入ったかのように持続し代謝がアップします。
代謝がアップするのでカロリーの消費量も増えダイエット効果も期待できます。入浴中の発汗作用もアップするので疲労浄化効果や体の毒素を浄化できるのでしっかりデットクスにもなります。
さらに岩塩は皮膚の表面に膜と作るため肌から水分が蒸発しにくくなるので高い保湿効果が期待できます。しかも岩塩には肌への吸着作用があるので毛穴の老廃物が排出されます。
その代わりに皮脂が分泌されるためお肌が潤う相乗も期待できるすぐれものです。
関連記事:甘酒ダイエットは食事制限なしで効果的だという理由!メリット、デメリットは?
バスソルト 天然岩塩の目的・効果別 塩の種類
ひとくちに天然岩塩と言っても産地によってさまざまな種類があります。
ヒマラヤ岩塩・冷え症対策におススメ!
ヒマラヤ山脈で周辺でとれる岩塩です。今から40億年前に起こったといわれている地球地殻変動によって海水が陸に閉じ込められたため、それが塩湖となりその水が蒸発して結晶化しました。
それが長い年月をかけ今の岩塩層となったといわれています。
- ヒマラヤ岩塩には温泉と同じミネラルが豊富に含まれているため冷えを感じている人にはもっとも最適です。
- ヒマラヤ岩塩にはピンク岩塩とブラック岩塩がありピンク岩塩は冷え症の方ににぴったり、ブラック岩塩は温泉気分を味わい方にぴったりだと思います。
死海の塩・美肌におススメ!
死海はイスラエルとヨルダンの国境沿いにあり、海抜マイナス418mと地表で最も低い場所にある塩湖です。死海のミネラル分は海水の30倍もの量をほこるといわれています。
過去には絶世の美女といわれるクレオパトラも愛用していたともい語り継がれているお塩です。死海の塩には弱酸性pH5.0~6.0分子が小さいという特徴があります。
これはお肌に良いとされる条件なのですが、天然成分の塩のなかで、この条件を完璧に満たしているのは死海の塩のみだそうです。
死海の塩はヨーロッパでは「死海医療」として昔から皮膚疾患でも使われてきています。死海に豊富に含まれている塩化マグネシウムが美肌を目指す方には最適です。
- 死海の塩には細胞間脂質を増やし皮膚バリア機能を高める。
- 死海の塩には角質細胞の異常な増加を抑制し保湿成分を増やし肌にうるおいをあたえる効果が期待できる。
- 死海の塩にはアトピーの改善効果もあるといわれている。
※皮膚の状態にもよりますので、まずは短時間、少量で自己責任の上お試しください。
エプソムソルト・疲労回復、デトックスにおススメ!
エプソムソルトの主な成分は硫酸マグネシウムの結晶です。代謝に密接に関係する酵素を活性化させる働きがあるので、血流の流れをよくし体の老廃物を排出する効果があるのでデトックスに有効です。
マグネシウムにはさらにストレスにより反応して発生するアドレナリンを押さえ興奮をしずめる作用があるためリラックスができ、疲労回復や不眠の改善に期待できます。
さらには体内の水分を腸にあつめる働きをしてくれるので、排便をうながし便秘の解消の期待もできます。
※エプソムソルトは血中のマグネシウム濃度を高めるため心臓に負担がかかるという事があるため、心臓や内臓に疾患がある方高血圧の方や肥満の方は医師に相談してから使用してください。
《入浴時、入浴法の注意》
- 浴槽の材質を確認してください。浴槽の材質が木製や大理石の場合は浴槽を痛めてしまう可能性があるので使用しないでください。
- 追い炊き避けてください。追い炊きの循環器に使われている銅が塩分で劣化してしまう場合があります。
- 入浴時間は長すぎない10分から20分程度が最適だと言われています。
- バスソルトを使ったお湯は刺激がつよいため洗髪や洗顔をするのは避けてください。
- かならず体をシャワーできれいに洗い流してから出てください。
バスソルトのお風呂以外での使い方(^^♪
バスソルトをお風呂だけでしようするだけではなく、もっといろいろな方法で楽しんで欲しいのでお風呂以外での使い方をご紹介しますね♡
バスソルトを使ってマッサージ
バスソルトをマッサージスクラブとして活用してみましょう。マッサージスクラブはお風呂以外での使い方としてお勧めです!
その際バスソルトの粒子が大きいとお肌が傷ついてしまう可能性があるので粒子が小さいものの方がおススメです。
- 準備するもの
- バスソルト(粒子の小さなバスソルト)
- ボディーオイル(なければお湯でも大丈夫です)
- ボディークリーム
- マッサージのやり方
- 大さじ1杯程度のバスソルトと適量のボディーオイルを手のひらにのせ混ぜあわせペースト状にします。
- かかとやひじなど気になる箇所にやさしくらせん状に滑るように優しくマッサージしていきます。
- マッサージ終わったらお湯で洗いながしてからしっかりとボディークリームで保湿しましょう。
バスソルトを使って足湯
バスソルトのお風呂以外での使い方として、足湯に使うのもお勧めです!
- 準備するもの
- バスソルト
- 足湯用バケツ(なければ足が入る程度の洗面器でも大丈夫です)
- 温かいお湯(42度程度のお湯)
- バスタオル1枚(敷く用)スポーツタオル1枚(拭く用)
- 白湯
- バスタオルを敷きます。
- バスタオルの上に42度程度のお湯(お湯がくるぶしより少し高くなる位の湯量)が入ったバケツをおきます。
- お湯にバスソルトを入れてしっかり溶けるまで混ぜます。
- イスなどに座りゆっくり足をバケツに入れていきます。
- お湯が冷めてきたら42度程度を保てるようにお湯を足して温度を保ちましょう。
- 15分~20分ほど経過したらスポーツタオルで拭いてください。
ルームフレグランス
最近はいい香りのものだったりエッセンシャルオイルが配合されていたりといい香りのバスソルトがありますよね。それを使ってルームフレグランス代わりにしてみましょう!
- 準備するもの
- お気に入りの香りのバスソルト
- 小さな器や小さな袋
作り方はいたって簡単小さな器や小さな袋にお好みの量をのせて好きな場所に置くだけ!香りを楽しんだ後はもったいないのでお風呂に入れて、もう一度楽しんでしまいましょう♫
岩塩を使った自分で出来るバスソルトの作り方
今はいろいろな香りのバスソルトが市販されていますが、自分の好きな香りのエッセンシャルオイルを使って自分だけのオリジナルのバスソルトを作ってみましょう!
用意する物
- 天然岩塩または天然海塩
- エッセンシャルオイル
だいたい必要な1回分の天然塩は大さじ3杯(45ml)とエッセンシャルオイル3滴から6滴を垂らして混ぜ合わせたらできあがりです。
エッセンシャルオイルは好きな香りを選んだり、香りの種類によって効果も違うので効果で選んでも良いかもしれませんね♡
※エッセンシャルオイルは、出来るだけ100%天然エッセンシャルオイル(精油)を使用してください。アロマオイルは安価ですし香りも豊富ですが化学薬品や化学香料が入っています。
香りを楽しむぶんにはいいのですが、直接お肌に触れるお湯に入れることはお肌の負担になる可能性が多少はありそうなので、控えめにした方が良いかもしれません。
注目記事:角栓の効果的な取り方はワセリンではない!?それともピンセット!?そこには大きな落とし穴が!
まとめ
- バスソルトは【天然塩を成分の塩】と【エプソムソルト(エスソム塩)】の二種類。
- バスソルトは代謝を促すのでダイエット効果や美肌効果が期待できる。
- 美肌効果だけでなくアトピー改善にも期待できる。
- 疲労回復や不眠の改善にもバスソルトは有効。
- お風呂以外でも足湯やマッサージスクラブとして使える。
いかがでしたか?ヒマラヤ岩塩や死海の神秘的なお塩のお話も少しご紹介させて頂きましたが、そんなバスソルトを使って入浴するといろいろな効果や改善が期待されますね。
バスソルトの良い香りと温かいお湯に包まれながら日々の疲れを取りながらリラックスしてみてはいかがでしょうか!お風呂以外でもマッサージスクラブ、足湯やルームフレグランスなどとしても使えます。
オリジナルのバスソルトを作ってみたりといろいろ楽しんでみてください(⋈◍>◡<◍)。✧♡