「パクチー」独特な香りがあり、好き嫌いがはっきりする薬味ですよね。でも専門店が出来る程人気があるパクチーですが嫌いな人でも興味がでるような栄養や効能効果がとても良い薬味なんですよ。
今回はそんなパクチーの効能や1日にどれくらい食て良いのか、おすすめの食べ方をご紹介していと思います。
パクチーの効能1日どれくらい食べてよいのか
パクチーはセリ科の一年草で学名は(Coriandrum sativumL)といいますが、パクチーやシャンツァイ、コリアンダー、シアントロ等と世界でさまざまな呼び名があるほど人気のハーブです。
日本の中華料理店ではシャンツァイもしくは中国パセリとして出されますが、正式な和名はポルトガル語由来の「コエンドロ」が正式名です。
今はメジャーになった「パクチー」はタイ語なんですよ。それから海外での呼び方はイギリスでは葉っっぱを「コリアンダー」種子を「コリアンダーシード」と呼ばれています。
しかしアメリカでは葉っぱを「シアントロ」種子を「コリアンダー」と呼び、なかなかややこしい呼び名で呼ばれていま(^_^.)独特な香味のがあり南国料理やアジア料理によく使われます。
パクチーの効能:デトックス
私達は日々の生活の中で水銀や鉛などの重金属を知らないうちに少しずつ体内にため込んでいるんです。いつもだるかったり疲れが取れなかったりしてませんか。
アレルギー症状などの心辺りはありませんか。もしかしたらその身体の不調は、重金属が溜まっているせいで身体の不調が起きているかもしません。
以前より研究者達は重金属が人の健康に及ぼす影響について警鐘をならしてきました。水銀や鉛等の重金属はさまざまな形で身体に入り込みます。
化学肥料や飲料水、排気ガスなどあらゆる所から入ってきてしまい、完全に排泄されずに体内に蓄積されていくといわていています。
さらに問題なのはそれらの重金属は体内の酵素に取りつき、酵素の働きを阻害してしまう性質があるんです。そして有害金属に抵抗する為に体内で活性酸素が盛んに働きます。
活性酸素は過度に発生すると血管や細胞を傷つけたり老化を早めるといわれいるものです。そこで重金属を体外へ排出する有効な方法がデトックスです。
パクチーは体内に溜まった有害金属の水銀や、鉛やカドミウムなどを身体の外に排出してくれる「キレート作用」という働きを持っています。
キレートはギリシャ語で「カニのはさみ」とい意味がありカニがはさみで獲物を捕獲するかのように有害金属をしっかり包み込み尿や便など共に体外に排出してくれます。
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パクチーの効能:アンチエイジング
パクチーは葉にβカロテンを豊富に含んでいます。抗酸化作用も高く、同じように抗酸化作用が高いといわてれいる大豆の10倍も含んでいるといわれています。
身体の活性酸素を除去する事でシミやシワなどのアンチエイジングにもなりますし、ガンや動脈硬化、糖尿病などの成人病の予防にもなります。
参考:国立がんセンター
パクチーの効能:加齢臭の予防
お肉などの酸性の食べ物を沢山摂取していると年齢とともに活性酸素が増え加齢臭が出てくるようになってしまいす。加齢臭対策には抗酸化作用の豊富な食べ物を摂る事が効果的。
ですから、ここでもパクチーの高い抗酸化作用が役に立ちますね。
パクチーの効能:免疫力アップ
パクチーにはβカロテンが豊富に含まれています。βカロテンは体内で必要量に応じてビタミンAと変換されます。ビタミンは細菌やウイルスから身体を守ってくれます。
さらには粘膜を保護して免疫力アップをさせる効果もあります。
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パクチーの効能:疲労回復
パクチーにはビタミン類が豊富に含まれています。中でもビタミンB1は体内に蓄積した糖質の代謝を促してエネルギーを生成する働きがあります。
それらは疲労回復や夏バテ防止の効果があり、疲れにくい身体を作ってくれ、さらにはパクチーの嫌われてしまう原因の独特な香りの成分にもの素晴らしい効能があるんです。
香りの成分のゲラニオール、リナロール、ボルネオールには胃腸を整え消化を促進してくれる作用があります。
パクチーの効能:更年期障害の予防
ゲラニオールには女性ホルモンであるエストロゲンの働きを高める作用もあります。ホルモンバランスを正常化される事にによって更年期障害の予防にも期待出来ます。
パクチーの効能:むくみ・高血を予防
パクチーにはカリウムも豊富に含まれています。カリウムは体内の過剰なナトリウムを排出してくれミネラルバランスを整えてくれむくみや高血圧を予防を期待出来ます。
さらに利尿作用で尿と共に体内の老廃物を一緒に排出してくれるのでデトックス効果にも繋がります。
パクチーは1日どれくらい食べて良いのか?
パクチーは食べ過ぎると腹痛や下痢、頭痛や吐き気などをの症状にみまわれる事があるようです。しかし、まだその原因の医学的根拠が出ておらずみんなの体験談です。
ですから、1日どれくらい食べて良いのか、医学的根拠に基づいた量をお知らせする事はできません。ですが栄養があるからといって何でもそうですが食べ過ぎは良くありません。
医学的に何か分かるまではパクチーは香りを楽しむ物としてほどほどの量にしておきましょう!
パクチーの栄養素とおすすの食べ方!
パクチーの栄養素
- 炭水化物:3.67g
- 食物繊維:2.80g
- タンパク質:2.13g
- 脂質:0.52g
- ビタミンA:6748IU
- ビタミンC:27mg
- ビタミンE:2.5mg
- ビタミンK:310μg
- ビタミンB1:0.0067mg
- ビタミンB2:0.162mg
- ビタミンB6:0.149mg
- ビタミンB12:0.0μg
- ナイアシン:1.114mg
- 葉酸:62μg
- パンテトン酸:0.570mg
- カルシウム:67mg
- 鉄:1.77mg
- マグネシウム:26mg
- リン:48mg
- カリウム:521mg
- マンガン:0.426mg
- ナトリウム:46mg
- 亜鉛:0.52mg
- セレン:0.9㎎
- カロテン:36μg
- βカロテン:3930μg
- βクリプトサンチン:202μg
- ルテイン:865μg
パクチーのカロリーは100gあたり23㎉としかありませんが、フィトケミカルの含有量は巷でスーパーフードと呼ている食品以上に優れています。
パクチーのおすすの食べ方
【パクチーでデトックス】
《材料》
- もやし:1袋
- パクチー:適量
- ザーサイ:適量
- ゴマ油:大さじ1杯
- 塩:少々
- 白ごま:少々
《作り方》
- もやしをさっと茹でれるくらいのお湯をお鍋に沸かします
- もやしをさっと洗います
- 洗ったもやしをさっと茹でます(シャキシャキ感が残る程度がおすすめです)
- もやしをザルにあげ粗熱を取ります
- ザーサイを千切りにします
- パクチーは洗って食べやすい大きさに切ります
- もやしとザーサイとゴマ油、塩を合わせます
- 好みでお塩やザーサイを足してください
- 味がなじむようにしばらく置きます。
- 味が馴染んだらパクチーを混ぜ最後に白ごま不って出来上がりです
まとめ
- デトックス効果に期待
- アンチエイジングの効果に期待
- 加齢臭予防の効果に期待
- 免疫力アップの効果に期待
- 疲労回復の効果に期待
- 更年期障害の予防に期待
- むくみの改善効果に期待
- 高血圧予防の効果に期待
- パクチーの摂取量はほどほどに!
いかがでしたか?今回はカメムシ臭といわれ好き嫌いがはっきりするパクチーについてご紹介しましたが、なかなか優秀な栄養素を持っていましたね。
最近では国産の物も増え国産の物は少し臭いが優しいそうです。苦手な方は国産の物から挑戦してみてはいかがでしょうか(⋈◍>◡<◍)。✧♡