ケミカルピーリングをニキビ跡に施術した場合にどのような効果が期待できるのでしょうか。そして何回くらいニキビ跡にケミカルピーリングをすれば良いのでしょうか。ニキビ跡を気にされている方でこのような疑問をお持ちの方もいると思います。
そしてケミカルピーリングの効果はどれくらい持続するのでしょうか。今日はケミカルピーリングをニキビ跡に何回すると良いのか。効果の持続について注目してみたいと思います。
ケミカルピーリングはニキビ跡に何回で効くのか?
ケミカルピーリングの薬剤の成分は?
あなたはケミカルピーリングについて正確にご存知でしょうか?ケミカルピーリングとは科学的な薬剤を肌に塗って毛穴に詰まった汚れやカクセンを落とすことを指していいます。
ケミカルピーリングで使う薬剤の成分は主にグリコール酸や乳酸などです。フルーツ酸などの成分を使うこともあります。ケミカルピーリングを皮膚科などで行う場合は、ピーリングだけでなくローションやビタミンなどを処方されることもあります。
今日はケミカルピーリングをニキビ跡に施す場合に注目していますが、その前にケミカルピーリングの効果から簡単に順を追ってチェックしていきましょう!
ケミカルピーリングの効果
ケミカルピーリングの効果は汚れや古い角質を落とすことだけでなくお肌の新陳代謝を高める効果も期待できます。肌のターンオーバーを適切にし、美肌をつくることにケミカルピーリングは効果的といわれています。
一般的にいわれているケミカルピーリングの効果は以下のものが挙げられます。
- ニキビ跡の改善
- 毛穴や黒ずみの改善
- 肌のくすみを減らす
- シワやたるみを改善させる
これらの効果がケミカルピーリングにはあるといいます。ではケミカルピーリングはニキビ跡にはどうなのでしょうか。
ケミカルピーリングはニキビ跡に効果はあるのか?
ケミカルピーリングはニキビ跡に効果があるのでしょうか。結論としてはニキビ跡にケミカルピーリングは有効です。その理由は、やはりケミカルピーリングによって古く悪くなった角質を落とし肌のターンオーバーを促進させます。
若い人に多いニキビですが、ニキビというものは毛穴につまった角栓や汚れ、そしてニキビの原因であるアクネ菌などが原因で発生するものです。ケミカルピーリングは角質や角栓に作用し、肌を清潔にするのでニキビにもある程度の効果があるようです。
ニキビ跡がケミカルピーリングで完全に消えるということはちょっと難しいと思いますが、古い角質を落とし肌のターン・オーバーを進めることで肌の明るさ、綺麗さなどが改善されることが期待できます。
それによって荒れたニキビ跡もある程度は綺麗になり、ニキビ跡を目立たなくする効果が期待できます。ただケミカルピーリングにはリスクもあり、注意しておかなければならない場合もあります。
その点を次で理解していおきましょう。
ケミカルピーリングのリスクや禁忌は?
ケミカルピーリングをする場合に、ニキビ跡があろうとなかろうとリスクが少しあります。それは刺激に弱い肌にはケミカルピーリングは向かないということです。
お肌も人それぞれに刺激に強い人もいれば、刺激に弱い人もいます。ケミカルピーリングの回数を頻繁にしても、肌にフィットしなければ逆に荒れてしまう可能性もありますので注意が必要です。
その他に以下の禁忌事項がケミカルピーリングにはあります。
- 皮膚感染症(単純ヘルペス、とびひ等)
- 日光過敏
- 敏感肌
- 皮膚炎
- 結膜炎
- 妊婦
これらの状況の人はケミカルピーリングはできません。これは施術側にも確認義務がありますが、受ける私達も理解しておくことが必要です。ケミカルピーリングに関しては1998年以降に皮膚トラブルが急増したという過去があります。
施術側のずさんな管理でトラブルが起きている事例が多いようですが、消費者側の私達も最低限の知識は持っておかなければなりませんね。
ケミカルピーリングはニキビ跡に何回するべきなのか?回数が気になる!
ではケミカルピーリングはニキビ跡を消そうとすると何回ほどすればよいのでしょうか?これに関しては、明確に何回ほどすればよいのかというデータはあまり出ていません。
ニキビ跡は範囲、深さ、荒れ具合など個人差がまちまちです。5回ほどで大きくニキビ跡が改善する人もいれば、敏感肌の影響で数回ケミカルピーリングを行なった後に、逆に肌の状態が悪くなった人もいます。
多くの場合は2週間や3週間に1回の割合でケミカルピーリングを行うことが多いと思います。ただトータルでの回数はどれくらいかは個人差があります。あなたがもしニキビ跡の改善を期待してケミカルピーリングをされる場合もお肌との相談となります。
肌荒れの酷い人の場合は1年から長い人で2年ほどケミカルピーリングをしたという人もいます。ですので明確にケミカルピーリングの回数の判断というものは、個人差があるということです。
ケミカルピーリングの回数をより少なくしたいのなら
よりケミカルピーリングの回数を少なく済ませたいというのであれば、やはり普段からの健康管理が大切です。特にビタミン不足、食物繊維不足、運動不足、睡眠不足などは要注意です。
古い角質を剥がすという点でみると、運動で新陳代謝をアップさせたり、食事、生活週間の改善、腸内環境の改善などを促すことで美肌を作ることに繋がります。
肌を外部から治すという発想と内部から治すという発想であれば、長期的には内部からの対策がより効果的と私は考えます。
個人的に美肌を作るために効果を感じたものとしては、運動です。あなたは毎日どの程度の運動をされていますか?ある程度お仕事が肉体労働の方はお肌にとって必要な運動は足りているかもしれません。
ただデスクーワーク主体の方は是非定期的な運動をしてください。個人的には半身浴よりもウォーキングの方が遥かにお肌がスベスベになる実感を感じています。
ケミカルピーリングの効果をより高め、回数自体も減らすために是非上記の点に気を配ってお試し下さい!
ケミカルピーリングの効果持続時間
ケミカルピーリングの効果はどの程度持続するものかというのはやはり誰でも疑問に思うことですよね。これも明確な持続時間というものはありません。個人的には1ヶ月くらいではないのかと実感しています。
というのもケミカルピーリング受けてから1ヶ月くらいの期間が空くと、お肌がちょっと荒れてくるような感じがするからです。これはあくまで私の個人的な感想です。持続がどれくらいするのかは、個人差もあると思います。
特に持続をできるだけ長くさせたいというのであれば、ピーリング石鹸といったもので肌のピーリング効果を補助して持続させるやり方がお勧めです。もちろん、敏感肌や体質でピーリング石鹸が合わない場合があるので覚えておいてください。
ケミカルピーリングはどこでできる?
ケミカルピーリングはどこで受けることができるのでしょうか。ケミカルピーリングを施術してくれるところは以下となります。
- 皮膚科
- 美容整形外科
- 美容皮膚科
- エステティックサロン
ただケミカルピーリングはエステや皮膚科などによっては方法やプランは違ってきます。詳細は施術先に確認をするようお願い致します。
ケミカルピーリングの料金相場
ケミカルピーリングは基本保険適用外です。それだけに料金は結構お高い金額となっています。
皮膚科の場合の料金相場としては、1回にかかる費用は7,000円くらいといわれています。回数によっては違ってくる場合もありますので、どこで治療するかによっては大きく変わります。
ケミカルピーリングにプラスαで何かオプションがつくと料金はもっと高くなるので、必ず確認をしましょう。例えば、ケミカルピーリング+イオン導入といったプランなどは1万円を超える料金になることも普通にあります。
イオン導入とは微弱な電流を活用してビタミンやプラセンタ成分などをはだに浸透させていく美容法です。こういったオプションを加えることでよりケミカルピーリングの美肌効果や肌荒れ補助を目的としています。
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まとめ
- ケミカルピーリングはニキビ跡には効果的。
- ケミカルピーリングは炎症や敏感肌はできない。
- ケミカルピーリングの回数は個人差による。
- ケミカルピーリングの効果持続も個人差があるが数週間から1ヶ月くらいは持ちそう。
- ケミカルピーリングの料金相場は1回7,000前後。
ケミカルピーリングはニキビ跡には一定の効果が期待でます。ただよりケミカルピーリングの効果を高めるためには、食事や生活環境の改善をしっかり行うとより効果が高まります。
ケミカルピーリングの持続時間に関しては個人的には1ヶ月くらいではないかと感じています。ピーリング石鹸や保湿、そして運動で補うことでやや長期的にはなりますが、美肌に近づいていくと思います。
やはり普段のライフスタイルがお肌には大きく影響します。年齢を重ねれば重ねるほど大きな差となります。ニキビ跡もそういった努力で、気づいてみれば大きく変化することがあるので是非トライしてみてください!