スーパーフードに興味がある人なら一度は手にした事があるであろうバジルシード。チアシードと見た目も名前もよく似ている「バジルシード」。
そんなバジルシードの効果とやはり効果があるものには気になる副作用。肝臓癌の発がん性があるとまで噂になったほど。そんな危険な食品なのか調べてみました。
バジルシードにダイエット効果はある?副作用は?
バジルシードってなに?
バジルシードはその名のとおりバジルの種です。ハーブや香草として料理でも重宝されているバジル、そんな意外と身近な食材の種です。なんとこのバジルシードは水を含むと30倍に膨らむんです!
チアシードも水を含んで膨らむと話題になりましたがバジルシードはその1.6倍も膨らむとはびっくりです。ダイエットの効果が期待できる理由もチアシードと同じで、バジルシードの膨張力を利用したものです。
少しの量を摂取するだけでお腹の中で膨張するので食事の量も少量で満足感を得られるので我慢せずにダイエットできるとい効果のダイエット法。空腹感と戦わずにすむなんていいですよね。
バジルシードの栄養価も調べてみましたが、タンパク質やミネラルも含まれていますし、ビタミンもしっかりあったのでどうしてもダイエット中には偏りがちになる栄養素もバジルシードで、ある程度は補えそうです。
そして必須アミノ酸のオメガ3も含まれていたので脂肪を燃やしてくれるお手伝いもしてくれますし、食物繊維も豊富でしたので便秘の効果も期待出来てと、栄養素的にはまずまず文句なしといった所ではないでしょうか。
バジルシードとチアシードとの違いは?
バジルシードはバシルの種だと説明しましたが、そもそもバジルはシソ科の植物でタイや東南アジアが原産地の植物です。日本ではバジルの葉しか使用ませんが現地では昔からバジルの種まで食べられているものだそうです。
見た目はチアシードと同じで水分を含むと膨らみ周りにゼリー状のものができてきて、カエルの卵のようでとても見た目が良いとはいえない感じになります((+_+))
ネットには無味無臭だと書いてありましたが、私の感覚では味はしませんが無臭ではなく、どことなく土っぽい匂いがしました。でも、凄くきになるほどの匂いの強さではありません。
というわけで、バジルシードとチアシードの栄養価などを比べてみましょう。
【バジルシード】
- シソ科のオシウム属のバジルの種
- 原産地:東南アジア
- カロリー:小さじ1杯・5㎉
- 膨張率:チアシードより30倍
【バジルシードの栄養素】
- ビタミン
- タンパク質
- ミネラル
- 食物繊維
- 必須脂肪酸オメガ3
【チアシード】
- シソ科のサルビア属のミントに種
- 原産地:中南米
- カロリー:小さじ1杯25㎉
【チアシードの栄養素】
- ビタミン
- タンパク質
- ミネラル
- カルシウム
- 食物繊維
- 必須アミノ酸オメガ3
- 必須アミノ酸オメガ6
- 8種類の必須アミノ酸
ここでバジルシートの特に優秀な点を比較注目すると、バジルシードにもチアシードにも入っている食物繊維です。バジルシードの『食物繊維』はチアシードよりかなり多いです。
小さじ1杯のバジルシードでレタス1個分と同じ量含まれている点です。それとカロリーがチアシードより5分の1なのに膨張力が30倍という点とカロリーも5分の1だという点でしょう。
ですから便秘解消と空腹感を感じにくい効果が期待できます。それでは次にチアシードの方が優秀な点を比較注目してみましょう。チアシードはやはり栄養価ですよね。食物繊維を除いた栄養素はチアシードの方が豊富です。
チアシードには代謝を促進するのに活躍してくれる必須アミノ酸のオメガ3と必須アミノ酸オメガ6のバランスよく入っています。さらに脂肪の燃焼を促してくれる必須アミノ酸も9種類中8種類も含まれています。
という事は体脂肪を減らす効果が期待できるという事になります。ですから、まとめますと!
運動が苦手で食事制限だけで痩せたい人にはバジルシードが効果的となり、運動が好きで運動して体脂肪を減らすダイエットをしたい人にはチアシードが効果的という事でしょう。
次に副作用について調べてみました。
バジルシードに副作用ってあるの?
バジルシード自体に体の不調につながる成分は見当たりませんでした。しかし、バジルシードを食べ過ぎて腸が詰まったという記事を目にしました。
膨張する性質もありますし、食物繊維が豊富に含まれていますからバジルシードを摂取しすぎれば食物繊維の過剰摂取をしたことになるわけですから当然便通に副作用として現れてもおかしくありませよね。
バジルシードに多く含まれている食物繊維は「不溶性食物繊維」という水に溶けない性質をもった食物繊維です。不溶性食物繊維のとりすぎは下痢や便秘などの原因になってしまう事もあります。
どんなものでも適量というものがあります。それ以上摂取すればせっかくいいものでも悪いものになってしまいます。そこでバジルシードの摂取適量を調べてみました。
バジルシードの1回の摂取量は小さじ1杯が適量のようです。1日の総摂取量の目安は10gを守ってください。そうすればバジルシードによる副作用はないと言われています。
バジルシードに発がん性物、肝臓がんになる危険という噂の真相!
結論から言いますとばバジルシードそのものには発がん性物質は入っていません。ではなぜ発がん性がある、肝臓癌になると噂がながれたのでしょうか。
それは、タイから輸入されたバジルシードがら「アフラトキシン」という発がん性物質が検疫所から検出されたことが噂のことの発端のようです。
「アフラトキシン」というカビ毒が検出されたそうです。アフラトキシンとはあまり聞きなれない方も多いでしょう。熱帯地域に生息するカビで作られるカビ毒の一種だそうです。
アフラトキシンの毒性はかなり強く危険で幹細胞癌を引き起こすほど危険な物質なんだそうです。しかし、アフラトキシンが検出されたことがあるのはバジルシードだけではないようです。
過去には、アーモンドやホワイトペーパー、ピーナッツバターなどからも検出されたことがあるそうです。バジルシード自体に危険な肝臓への発がん性物質は無いと分かりました。
では購入時に安全なバジルシードの見分け方ですよね。それは『アフラトキシン検疫済み』と記載されているものを選ぶ事をおすすめします。
まとめ
- バジルシードの摂取の仕方を注意すればダイエット効果は期待できそうです。
- バジルシードの1回の摂取量は小さじ1杯が適量のようです。1日の総摂取量の目安は10gを守って下さい。
- バジルシード摂取しすぎに注意すれば副作用はないようです。
- バジルシード自体の肝臓がんへの危険はありません。
- バジルシードを購入の際「アフラトキシン検疫済」と記載された物を購入しましょう。
今回バジルシードドリンクを実際飲んでみましたが本当に飲んでからしばらくは満腹感が続きました。
私はチアシードドリンクも飲んだ事もありますがチアシードより一粒一粒が大きかったので結構な飲みごたえでしたよ(⋈◍>◡<◍)。✧♡