お正月は、実家に帰る方もいれば海外旅行へ出かける方もいます。そこで色々と美味しい物を食べる機会も増え、お正月が終わる頃には「5kg近く太ってしまった……」なんて方もいるのではないでしょうか?
流石に新年から太った姿で会社に出勤したり人に会うというのはちょっと厳しいですよね。今回は、そんなお正月に多い『正月太り』をリセットする方法をご紹介します。
目指せ-5kg!正月太りのリセット法
はじめに、正月太りをリセットする為に原因から知る必要があります。お正月に太ってしまうのは、以下の事が起きやすいからです。
- カロリーの過剰摂取
- 塩分の過剰摂取
- 運動不足
お正月に実家へ帰られる方は、そこで「正月料理」を食べ過ぎてカロリーの過剰摂取になりがちです。例えば、お節料理に入っている栗きんとんは、40gで100kcal、お雑煮に入っているお餅は2個で240kcalあるとされ、美味しいからと言って食べ過ぎると一日の必要カロリーをオーバーしてきます。
<一般的なおせち料理のエネルギー量と塩分>
- 伊達巻
- 1切れ 45kal
- 黒豆
- 小鉢 150kcal
- 栗きんとん
- 小鉢 100kcal
- 紅白かまぼこ
- 2切れ 40kcal
- 煮しめ
- レンコン1切れ 30kcal
- ごぼう3切れ 12kcal
- 人参2切れ 15kcal
- 高野豆腐1切れ 30kcal
- 椎茸2枚 30kcal
また大人は「お酒」を飲まれる方も多いですが、日本酒も一合飲めば約170kcalのカロリー摂取です。正月料理とお酒でカロリーオーバーすればどうなるかと言えば、答えは単純明快で太ります。
更に、お節料理は日持ちさせる為に、砂糖・みりん・塩を使って調理するものも多く、塩分も含まれています。
塩自体にカロリーは無い(塩は0kcal)ですが、過剰摂取をして体内の塩分濃度が高くなると、それを薄めるために体の調整機能が働き、水分をためやすくなりむくみに繋がると言われます。(参照:http://josei-bigaku.jp/enbun1217/)
そしてカロリーと塩分の過剰摂取している所に、お正月特有のゆっくりダラダラ出来る運動不足環境が相まって、短期間で激太りしてしまう訳です。
正月太り解消には逆の事をするコツは置き換えダイエット!
正月太りをリセットする為には、これらの原因と“逆の事”をすると良いです。日本ではお正月を過ぎた1月7日に「七草がゆ」を食べる風習がありますが、それは無病息災祈願の他に、疲れた胃を休める(リセットする)意味もあります。
それと同じで、お正月に高カロリーな食事ばかり取っていた方は、低カロリーな食事を上手に工夫してバランスを取っていきましょう。また、リバウンドを抑え、無理なく5kgの減量やリセットをしていきたい方は、『置き換えダイエット』が有効です。
置き換えダイエットは朝・昼・夕食の一部をダイエット食に置き換えるダイエット法で、すぐに始められ、生活スタイルを変えずに痩せられます。お正月前に体重をはかり、お正月後に元の体重にリセットされるまで、その置き換えダイエットを続けてみてはいかがでしょうか?
置き換えダイエットといってもそれほど難しいものではありません。まずは朝食に置き換えダイエットを当てはめてみるのがコツです。朝食はそれほど食事量は多くはないですよね?
ですので、朝食をヨーグルトだけにしてみたり、ダイエットに最適なスムージーなどで済ませるように心がけてください。どうしても食べ物が無いとリバンドしてしまいそうという方は、トーストなら半分程度にしてみてください。
あなたが和朝食主体であるのなら、お米を半分減らし、その分お味噌汁などを少し多めに取るようにしたり、ヨーグルトなどに置き換えてみてください。
運動不足の解消については、ウィンタースポーツをして楽しく運動をする方法や、自宅で運動をする方法のも手です。踏み台昇降やスクワットの他、フィットネスバイクやトレッドミルなど、自宅でできる運動なら、寒がりな方でも無理なく5kgのリセットを目指せます。
参考サイト:医療法人社団花月クリニック
まとめ
- 正月太りをリセットしたい、5kg痩せたいなら太る原因から知る。
- 原因はカロリーや塩分の過剰摂取と運動不足。
- カロリー減らすダイエットは置き換えダイエットが有効。
- 運動不足はウィンタースポーツや室内運動で解消。
お正月に我慢をして食べなければ太りませんが、一年の終わり、始まりくらいはやっぱり美味しいものは食べたいものですよね。
ですので、良い年越しや年明けにする為、お正月は好きなだけ食べて、好きなだけぐーたらゴロゴロして、お正月が終わってから全力でリセットして行きましょう。
また、食事と運動不足が原因で5kg太ったのなら、食事と運動に気を使えば同じ5kgの減量は簡単です。置き換えダイエットや運動を取り入れて健康的に元の体重に近付けていって下さい。