健康

肩こりがひどい時の効果的なストレッチ対処法!整体と接骨院のどっちに行けばいい?

投稿日:2018年3月4日 更新日:

ひどい肩こりに何か効果的なストレッチや対処法はないかとお探しのあなた!近年では肩こりの研究が進み、ひどい肩こりでも良いストレッチ対処法が出てきました。

今日はひどい肩こりに効果的で医学的にもその効果が証明されている対処法をお伝えします。そして、肩こりや肩の痛みがひどい場合、整体と接骨院のどちらへ行くことが望ましいのでしょうか。

その点にもフォーカスしてみたいと思います。

肩こりがひどい場合の効果的なストレッチ対処法!

肩こりイメージ

出典:https://www.pakutaso.com

ひどい肩こりは嫌なものですよねー。体が硬直したり、痛みが出たり、とにかくひどい肩こりは何とかならないものかとお悩みの方も多いことでしょう。

今日は、NHKのためしてガッテン!で放送されていた画期的なひどい肩こり対処法をご紹介します。医学界も注目の肩こり対処法です。

ひどい肩こりは筋膜に問題あり!?

あなたは『筋膜』という言葉をご存知でしょうか?筋膜とは筋肉を包み込んでいる膜のことです。筋膜の役割は筋肉などの組織を包み込み、組織と組織の間に仕切りのような境目を構築する働きがあります。

そして組織同士がこすれあった時に起こる摩擦のような状態から保護する効果を持っています。筋膜には筋内膜、筋周膜、筋外膜といった3種類の筋膜が構成されており、筋肉を支えています。

筋膜の成分は85%が水分であり、運動不足や水分不足などのが続くと、筋膜自体が固まってしまいます。筋膜とは第二の骨格とまでいわれるくらい重要なもので、この筋膜が萎縮したり固まってしまっったりすると痛みやこりの原因になってしまいます。

こういったことが肩こりの細かい部分で原因の一つになっていることが分かってきています。

ひどい肩こりには筋膜リリースという対処法が効果的!

肩こりがひどい場合のストレッチ対処法としては筋膜リリースが効果的ということがわかってきています。これまでは単純なマッサージをするのが通例でしたが、筋膜リリースという対処法が非常に肩こりには効果的とNHKでも特集されるほどです。

この筋膜リリースは学術的根拠があるストレッチということで、話題になっています。ではひどい肩こりに効果的といわれている筋膜リリースについて、ストレッチ対処法を学んでいきましょう。

 

自宅でできる筋膜伸ばし術

筋膜を伸ばすストレッチ対処法として、NHKのためしてガッテンで放送されていたものを参考にチェックしていきましょう。

肩こりストレッチ

まず、椅子に座ってストレッチを行なっていきます。右手を斜め後方に伸ばし指先が床に潜り込むイメージで伸ばします。

肩こり解消法

次にあごを引いて首を左に倒し左手で右肩を押さえるようにします。

肩こり対処法

そして左耳を前に出すように首を回します。この状態で20秒~90秒ほど、できるだけ長い時間キープするようにすることが大事です。

筋膜リリース

次に首を傾けたまま鼻を左肩に近づけるようにします。この状態も先程と同じように20秒~90秒ほどキープするようにしてください。ここまでの動作を反対側の肩こりに対しても同じように行います。

注目記事:岩盤浴の入り方持ち物スマホは?女性の疑問、下着はどうするの?効果的な飲み物を解決!

2.平泳ぎ風 筋膜リリース

こちらも続けて行うとひどい肩こりに効果的なストレッチ対処法となります。その名も平泳ぎ風筋膜リリースです。

筋膜リリース

まず両腕をまっすぐ前に伸ばします。この時、背中を丸めないように気をつけて、肩甲骨だけを押し出すイメージで行なってください。これも20秒~90秒ほど、できるだけ長い時間キープするようにします。

肩こり対処法

横から見るとこのようなイメージで腕を真っ直ぐ伸ばしてください。背筋は丸まらないようにしながら、でも肩甲骨は後ろに突き出すイメージです。

肩こり 筋膜

次に腕を肘の高さのまま後ろにゆっくり引いていきます。急激に腕を後ろに引いてしまうと痛みがでることがありますので、ゆっくり腕を後ろに引いていきましょう。

これもこれまでのストレッチ同様に、20秒~90秒ほど体制を維持するようにしてください。

筋膜リリースの注意点

痛いのを我慢して伸ばすのは逆効果だそうです。あくまでゆっくりと、そして気持ちいい力加減で行うことが重要ということです。

肩こりの原因を持っていませんか?

肩こりがひどい場合はストレッチは効果的ではありますが、やはり肩こりの原因となっていることを調整する必要があります。肩こりの原因となっているものが以下の中にあれば、できる限り改善していくことも肩こり解消の秘訣です。

ひどい肩こりの原因

運動不足

あなたは運動不足になっていませんか?運動不足は血行不良となりますので、必然的に肩こりの原因になります。

ストレス

ストレスは自律神経の働きに緊張を与えるので血行不良を引き起こし肩こりの原因となりえます。

眼精疲労

眼精疲労はパソコンやデスクワークが多いと引き起こされがちです。目の筋肉の緊張や疲れが肩こりに影響することが示唆されています。

寒さ

寒さは肩こりに影響します。筋肉が寒さで緊張したり、エアコンの冷風で体が冷えても肩こりを引き起こしやすくなるといわれています。寒さも自律神経の乱れの要因になりますので、肩こりの原因になっても不思議ではありません。

参考:タケダ健康サイト

肩こりがひどい時や痛い場合は整体と接骨院のどっちへ行けばいい?

先程は肩こりがひどい場合に自宅でできるストレッチ対処法を見てきました。事情により自宅で出来ない場合、やはり専門家に対応をお願いしたいこともあると思います。

肩こりがひどい場合は整体か接骨院かどっちへ相談に行けばよいのかお悩みの方もいると思います。その場合は、行こうとしている治療院が何を目的としているのかを見ることが参考となります。

ひどい肩こりという場合は、病気や怪我を疑わないとなれば病院、整形外科などは対象とはなりません。ただ異常がないかどうか検査をしたいという目的であれば整形外科が対象となります。

あくまで『診断』をすることができるのは医師だけです。それ以外の機関では診断はできませんのでご注意ください。ですので、肩こりがひどい時に整体か接骨院のどっちへ行けばいいのかという疑問をまとめると以下が参考となります。

整体院やカイロプラクティック

整体は日本では代替医療や民間医療の扱いとなります。骨格の歪みや骨盤、肩甲骨、関節などを手技や補助器具で調整をしたりする場所です。整体では国家資格はないので保険適用されません。

接骨院や整骨院

接骨院や整骨院は柔道整復師が施術する施術所です。接骨院は整骨院は柔道整復師が存在しますので、これが大きな違いです。柔道整復師とは日本医学柔整鍼灸専門学校によると次の說明がなされています。

接骨院の先生やスポーツトレーナーとして、ケガを治したり、健康をサポートするお仕事です。 柔道整復師とは、骨・関節・筋・腱・靭帯などに加わる急性、亜急性の原因によって発生する骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などのけがに対し、手術をしない「非観血的療法」によって、整復・固定などの治療を行うことができる専門家です。

柔道整復師は国家資格となります。一部の施術では保険適用となります。

参考:日本医学柔整鍼灸専門学校

整形外科

整形外科はあなたもある程度は理解されていることと思いますが、一言で言えば病院です。医師が骨から神経などに異常、病気がないのかを診断、治療をする場所です。

骨の状態や病気が隠れていないか、あるいは治療行為、これら全ては基本的に整形外科の管轄となります。肩こりといっても痛みがともなったり、あまりにひどい場合は念のため整形外科や病院で医師の診断を受けてください。

肩こりがひどい場合に整形外科、整体、接骨院のどっちへ行くべき?

肩こりがひどい場合は以下の考え方でどっちへ行くのか判断する方法もあります。

  1. 肩に異常があるかないかは医者のみが診断可能。
  2. 診断となると整形外科へ行くべき。
  3. 整形外科で異常がないと診断を受けたのであれば、次は整体か接骨院。
  4. 骨に異常があったり急性の症状であれば接骨院。
  5. 骨に異常がなく、一般的な慢性の肩こりということであれば、整体で良い。

やはりセオリーとしては、軽い肩こりならともかく、ひどい肩こりという場合は念のため整形外科へ検査へ行くことが望ましいです。痛みが伴う場合は怪我や別の病気が隠れている場合があります。

心筋梗塞でも肩こりや痛みの症状がでることがありますので、一度は病院での検査は受けておきましょう。参考公益財団法人:日本心臓財団

整体や接骨院選びで気をつけたい口コミの注意点

整体院や接骨院、病院などの口コミなどをチェックして、行き先を選ぶ参考とされている方も多いと思います。少なくとも口コミをチェックする場合には気をつけておきたい注意点があります。

口コミの場合、「治療や施術、マッサージを受けて良くなった」という口コミであれば参考にしても良いと思いますが、「何度も通っている」や「いつもお世話になっている」といった口コミの場合は注意が必要です。

ひどい肩こりの場合、何度も通っていたり、いつもお世話になっているということは、症状が治っていないということになります。その場合は結果を出していないという証明にとも捉えることができます。

そういった理由で注意が必要と私は考えます。

注目記事:バジルシードのダイエット効果と副作用!肝臓に危険という噂の真相は!

まとめ

  • ひどい肩こりのストレッチ対処法は筋膜リリースがおすすめ。
  • あまりにひどい肩こりは病気がないか整形外科や病院で医師の診断を最初に受ける。
  • 整体や接骨院は違いを知り正しい選択をする。

ひどい肩こりは痛みがあったり、重苦しくて厄介ですよね。まずは自分の肩こりの原因などをしっかりチェックして、整形外科などで一度チェックをしてもらった方が安心です。

病気でないのなら、生活習慣の改善やマッサージなどを受けても良いと思います。自宅では筋膜リリースがストレッチの中で効果的なのでおすすめです。

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